三岐鉄道三岐線乗り歩き1~秘境の西野尻駅と北勢中央公園口~
11月21日土曜日。近鉄3日間フリーきっぷで三重県入りして、名古屋線と鈴鹿線のちょい乗りをした後はDD51を撮りたい気持ちを押さえて三岐鉄道に向かいました。コロナ感染が再び増えているので、今のうちに乗り鉄しておいた方がいいという判断です。三日市から伊勢若松まで戻ってきたのはいいのですが、朝から鈴鹿おろしが身に染みると思っていたら、ちょうど伊勢若松を通過する特急が緊急停止しました。
何事かわからなかったのですが、いきなりパンタを下げてただ事ならぬ気配が漂いました。何のアナウンスもなく、暫く特急は停車して、何気にパンタを再度上げて出発していきました。後続の普通に乗ると架線にビニールが引っ掛かってそれを取り除いたため遅れが発生したとのこと。思いもよらぬところでいきなり暗雲が立ち込めてきましたが、検索で出てきた伊勢若松から近鉄富田までの移動は普通1本だったので、これは途中で急行に乗り換えられるのでは?と思い、近鉄四日市で降りてみると案の定急行がやって来ました。近鉄富田での乗り継ぎ時間を考慮した検索では普通1本で出てきましたが、その1本前の急行で早く行けることがわかり、何とか盛り返せました。なんせ三岐鉄道は本数が少ないので1本遅れると計画が台無しになりかねません。
近鉄富田駅の三岐鉄道の窓口で1日フリー切符を急ぎ購入。1200円なり。高いのか安いのかはわかりませんが、北勢線も乗れるので乗り鉄にはお得でしょう。私の場合乗るだけでなく各駅に降りていくのでフリー切符は高いも安いもなく、これを使わざるを得ないといった感じです。
今回は三岐線は2018年で残った駅巡りのため、どっちか言うとマイナーな感じの駅ばかり巡りになりました。まずは終点西藤原の一つ手前の西野尻にやって来ました。いやいや風が強いですね。鈴鹿おろしとはいいますが、ここは鈴鹿ではなく四日市のさらに奥の地になるのですが、どちらにしても風が強いです。ここ数日暑かったので薄着で来たので、ちょっと計算が狂いました。
ここで60分近い折り返し待ちです。西野尻は待合室しかない駅で、貨物列車運行のため行き違い駅と有人駅が多い三岐鉄道にしては珍しく無人駅です。貨物列車は一つ手前の東藤原で終わるのでここは無人駅でも問題ないということなんでしょうね。待合室のミッキーマウスの時計が何とも家庭的な?印象です。
西野尻から漸くやってきた折り返し電車で北勢中央公園口へと向かいました。相変わらずのジグザグ乗り継ぎです。
駅名は北勢中央公園口ですが、北勢中央公園は駅からかなり歩かなければならないようです。以前は大長という駅名だったようでかっこ書きで残っています。
ここから北勢線東員方面へのバスが発着してました。北勢線乗り倒しを考えればここからバスでも面白いのですが、今回は北勢線はあまりメインではないので次の西藤原方面行きを待ちました。
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