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2017年1月 1日 (日)

あけましておめでとうございます。2017年の鉄道を近畿を中心に展望する

161230_80653  あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。早速ですが、今年も近畿の鉄道を中心に2017年を展望してみたいと思います。

 【JR西日本】
 2017年3月4日にダイヤ改正を行う。近畿圏では、新快速の終日12両化、サンダーバードの高槻停車、JR嵯峨野線普通の増発などが目玉となっている。新快速の12両化は、既に土休日ダイヤでは実現しており、今回平日ダイヤでも全ての新快速を12両編成で運転することになっている。これに伴う車両の増備も考えられ、225系100番台の増備が年度末にかけて行われるのではないかと思われる。また、現在夕方ラッシュ時に大阪始発で運転されている新快速は8両編成で運転されているが、こちらの方も12両編成化されるものと思われる。列車によっては輸送力過剰となるところもあるが、混雑時間帯を中心に新快速の混雑緩和が図れるのは歓迎したいところだ。一方で快速に関しては、未だに6両編成も残っており、改正後も残存する見込みだ。新快速の増強の一方で、6両編成の快速と夜間の普通は混雑が激しい。7両編成で統一された普通の編成を増強するのは難しいが、夜間には一部の列車を223系、221系の8両編成として混雑緩和することも考えてほしいものだ。

16_12_17_5540  サンダーバードの高槻停車は、1日4往復が予定されており、朝の下り、夜の上りが停車となる。昨年の関空特急はるか停車に続き、新ホームを活用して高槻への特急停車が増加してきている。

 JR嵯峨野線の普通増発については、京都~嵯峨嵐山間の普通が増発されることになっている。行楽シーズンなどには嵯峨嵐山までの混雑がひどいので、今回の処置はそれにも対応したものとなっている。

 JR大阪環状線では引き続き、323系が増備され、103系、201系の置き換えを行っていく。103系に関しては7編成のみなので、2016年度末にも置き換えが完了する可能性が高い。長らく環状線の顔として活躍を続けてきた103系だけに有終の美を飾るようなイベントに期待したい。

16_08_16_1586  JR阪和線では225系5100番台の増備が続いている。最終増備は完了しており、年度末にかけて103系、205系を一掃していき、ダイヤ改正で全ての置き換えが完了するのではないかと思われる。阪和線では、環状線より一足先に3扉車による車種統一が完了することになる。今後はホームドアの設置などが検討されるものと思われる。もっとも阪和線ではホームドアを設置しなければならないほどの乗降者数が多い駅は数少ない。踏切事故、トラブルの方を解消していく方が先決と思われる。3扉転換クロスシート車への統一により、関空紀州路快速、快速、区間快速、普通の特急以外の種別では車種統一がなされることになった。編成両数の違いがネックとなるが、車両性能が統一されたので、これを活かした車両運用を行えば、ダイヤ乱れの際のリカバリーも早くなるのではないかと思う。

13_05_03_6006  JR奈良線では、JR藤森~宇治間の複線化工事が本格化していくものと思われる。京都駅の改良も進められており、奈良線の輸送力改善が進められていく。今後は、複線化を視野に入れた車両の置き換えが行われていくものと思われる。奈良区の103系の置き換えをどのように行うのか注目される。奈良線の輸送量程度であれば、221系を本線から転出させて、同車で統一していくことが効率的だが、行楽シーズンなどを中心に京都口ではかなり混み合うので4ドアロングシート車も欲しいところだ。阪和線から205系を転属させるのが一番現実的だが、車両数から205系と221系を併用することになりそうだ。あるいは、森ノ宮から201系を奈良に転属させて、奈良に201系を集中的に配置することも考えられる。今後、奈良区では、おおさか東線の延伸も控えており、新車の投入なども考えられる。これも視野に入れた車両転配が行われるだろう。

【阪急】

 阪急では、1300系の増備が継続されるだろう。1000系も引き続き増備されるだろうが、3000系置き換えよりも3300系の置き換えの方が急務なので、1300系の増備に集中していくかもしれない。宝塚線、神戸線でダイヤ改正を行ってきたので、本年度は京都線でダイヤ改正を行う可能性はある。もっとも今後の京都線のダイヤは、淡路駅高架工事の進展により、小まめにダイヤを改正していくものと思われる。京都線のダイヤでは、10連快急の取り止めなどが考えられる。また、夕方ラッシュ時以降の通勤特急の扱いについても、見直しが必要ではないかと思う。

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【阪神】

 阪神では昨年度ダイヤ改正を実施しているので、今年度はそのダイヤを踏襲するものと思われる。長らく続いていた甲子園駅の改良が本年春に完工する。2017年のプロ野球シーズン、高校野球シーズンを前に完工する予定で、バリアフリーや多客に対応したホーム拡幅が完成する。今後は、梅田駅の改良工事が進められていくことになる。車両面では5700系の増備が行われるものと思われる。

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【京阪】

 2017年度の目玉は、8000系に連結されるプレミアムシートだろう。上期での連結開始を目指しているが、今のところ実車は登場しておらず、シートの販売についてもハード面では変化がみられていない。プレミアムシート連結後、順次導入となるのか、8000系全車に連結後に運用を開始するのかも注目されるところだ。おそらくプレミアムシート運用開始とともにダイヤ変更を行うものと思われる。いずれにしても今後の展開が注目される。車両面では、13020系の増備が続くだろう。7両編成での増備が続いているが、今後の利用者の動向や運用の共通化を考えると今後は7両編成で編成を統一していくのだろう。異常時の運用弾力性を考えれば、既存車も含めて7両編成化を推進していく方がよいだろう。

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【近鉄】

 近鉄では特急車の車両置き換えを行っていくものと思われる。現在既存車も更新工事を行っているが、対象外となっている12200系が置き換え対象となる。22600系の増備が順当なところか。あるいは新形式が立ちあげられるかは本年度あたりに計画が出て来るものと思われる。特急車のみならず通勤型の車両新製もここ数年滞っており、昨年も記述したが、通勤車両についても車両の新製を期待したいところだ。とりわけ旧型車両が多い大阪線、名古屋線、南大阪線での車両の置き換えは急務と思われる。

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【南海】

 南海では本線、空港線で1月28日にダイヤ改正を行う。空港輸送の改善が主目的で、空港急行の増発、増結が目立つ改正となる。その反面、和歌山方面へは、区間急行がさらに減少し、泉佐野での乗り換えが増えるため、さらに利便性が悪くなる見通しだ。関空輸送に関しては、今後も増加していくかどうか見極めが必要である。増加基調が続くのであれば、今後は特急ラピートも含めた空港輸送の見直しが必要だろう。

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